産学共同開発により、新配合の杯土を使用。
独自の成形・焼成をすることで、磁器素地の内部にあらかじめ圧縮応力を持たせ、アルミナの添加量を最小限に抑え、一般強化磁器より強度を増すことを可能にしました。

特殊開発された磁器素地の内部にはアルミナの配合料を最小限に抑え圧縮応力を維持させることで、薄くても強度のある磁器になっています。軽い食器は使う人に負担をかけず、作業能力をもアップさせます。とくに大人数分の食器を扱う場では、軽量化は大きなメリットとなります。

アルミナの配合を減らすことにより保温性を向上させたため、盛りつけた料理を冷めにくくしてくれる器です。また、熱が伝わりにくいため、器を持ち上げて食事ができ、食育・食卓マナーの向上に結びつきます。

一般強化磁器に比べ当社強化磁器は、同じ形状肉厚で約18%熱伝導率が低い。器表面が熱くなりにくい。冷めにくいなどの特長があります。

従来の強化磁器に比べ、ほぼ一般磁器と変わらない質感を実現。
日本に伝わる陶磁器のぬくもりを感じていただけます。介護施設・病院の場で、ホテル・レストランなどでの業務用として使用されています。

通常より細かくした釉薬を使うことで、表面の凹凸が少ない状態になり、汚れが付いても落ちやすくなりました。